ぽんたの通院記録(2023年4月)
旅をするには健康でなくてはならぬ+ぽんたに何かあったら自分が精神的かつ社会的に死ぬ自信があるので、3~4か月に1回は病院に連れていっています。
ぽんたは基本的にすこぶる元気ですが、12歳を過ぎてからは不整脈が見つかり、さらに血液検査の数値にちょこっと異常が出はじめました。
14歳になった去年は一時期いくつかの数値が悪化してリンパが腫れたので、あわててCTとって詳しく調べてもらったところ、腎臓、肝臓、脾臓にけっこうでっかい腫瘍がいくつもあることがわかりました。
とはいえ腫瘍は良性で、悪いものだったらこんなに元気なはずはないと言われまして、リンパが腫れたのは歯周病のせいだったようです。
毎日がんばって歯磨きしてるつもりなんですが、どうしても磨き残しがあるんですよね…。
ちゃんとスケーリングしてもらった(ついでに歯根が弱ってる歯4本抜かれた)ので、ぽんたは息さわやか☆になりましたよ。
不整脈は、心電図、レントゲン、エコー、CTの結果では特段の所見なしでした。
血液検査で異常が出ているのは腎臓、肝臓(尿素窒素、クレアチニン、ALT/GPT)なのですが、お口がきれいになって多少改善した数値が年末の検査時また悪くなっていたので、フードを変えてみることにしました。
それまではニュートロナチュラルチョイスの避妊・去勢犬エイジングケアとロイヤルカナンのミニ エイジング 12+を食べさせてました。
色々調べて、華ちゃん犬猫すこやか本舗の「うまか」、和漢みらいのドッグフードの「特別療法食(腎臓用)」に変えることにしました。
お高いフードではありますが、ぽんたのためならいくらでも貢げます。
ぽんたは好き嫌いがなく、うちの子になってこのかたごはんを一度たりとも残したことがなく、薬の錠剤さえ手に乗せて見せると平気で食べてしまう剛の者なので、フード変更のハードルはとても低かったです。
ちなみに、なるべく水分を多く取れるよう、ドライフードをふやかしてあげてくださいとお医者さんからアドバイスいただいたので、ここ1年ほどそうしてます。
今回は狂犬病ワクチン接種とあわせて健康診断をしてもらいました。
血液検査(フィラリア検査含む)、レントゲン、超音波、尿検査のセットです。
フードを変えて約4か月、結果はいかに…!
尿素窒素 前回46.10→今回41.80(改善)
クレアチニン 前回1.53→今回1.67(悪化)
ALT/GPT 前回163→今回97(改善)
いずれも基準値よりは高いのですが、クレアチニン以外はよくなってます。
特にALT/GPTは、リンパが腫れてたときの半分以下になっていて嬉しかったです。
クレアチニンが上がってきているんですが、そんなもの私と揃えなくていいのだよ…。
尿蛋白がまったく出ていないので治療の必要はなく、年相応の臓器の衰えでしょうねとのことでした。
フードを変えた影響があるのかないのかはまだわかりませんが、全体的にはちょっと改善しているので続けてみます。
そして、腎臓にいいことをもっと調べてみよう。
体重は6.34kgでちょっと増えてたんですが、今回うっかり普通にごはん食べさせてから病院に行ってしまい、お医者さんにも「おなかパンパンですよ」と笑われたので、おそらくほとんど変わっていないはずだと思います。
混合ワクチンは年明け打ったばかりですが、シニアである+以前アレルギーが出たことがあるため、毎年ワクチンチェックをやって、効果が切れてしまっていたときだけ打っています。
もちろん事前にアレルギー反応をおさえる注射も打ってもらうんですが、はらはらするのでなるべく打たずにすむよう効果が長持ちしてほしい…。
でも、次はもう無理に打たず、旅行はお休みしておうちでのんびりするという選択をするかもしれません。
一緒に色々なところに行きたいのも事実ですが、一緒にいられればそれでいいので。
だからぽんたよ、あと30年生きておくれ。
箱根に行ってみよう〜元箱根ルチア〜
ビジネスホテル以外だと1人宿泊不可の宿はけっこう多く、犬宿も例外ではありません。
行ってみたいなと思っても、検索条件に1人と入れると「泊まれるプランがありません」画面になったり、そもそも選択できる人数が2人からになっていたりして、「泊めてもらえない…」としょんぼりすることもよくあります。
普段は1人宿泊OKでも、繁忙期はダメという場合も…。
その点、カーロリゾートやわんわんパラダイスはどの時期でも1人宿泊OKなのでありがたいです。
そんなこんなで、2021年のGWはカーロリゾートの元箱根ルチアさんにお邪魔することにしました。
【ルート】
新宿〜箱根湯本(ロマンスカー) 約90分
箱根湯本〜双子茶屋(箱根登山バス) 約30分
双子茶屋のバス停からは10分かからないくらいでした。
私の犬宿選びの条件である
①ペット同伴専門
②部屋食またはレストラン同伴OK
③温泉あり
④宿にお犬様グッズあり
⑤一時預かりあり
⑥一緒の布団で寝てもよい
⑦貸切風呂ありか部屋風呂が温泉
のうち、①②③④(⑦)を満たしています。
①カーロリゾート全体がお犬様歓迎ですね
②レストラン同伴OK
③好きなタイプの泉質でした
④あり→トイレトレー、ペットシーツ、お散歩袋、消臭スプレー、除菌スプレー、食器、ペット用タオル、ゲージ
⑤なし
⑥NG
⑦1部屋だけ温泉露天風呂つきのお部屋あり
外観写真は撮らなかったようです。
お部屋はスーペリアルームでした。
1人なので、ベッドメイクされてたのが1台だけだったのが面白かったです。
部屋風呂はないため、頭と体を洗ってから大浴場に行って時短する作戦は使えず。
お部屋に備えつけのケージがあるのでそこに入ってもらい、「吠えないでね」とよくよく言い聞かせてお風呂に行きました。
多分吠えてたけど。
割と硫黄臭強めの温泉で、お肌がしっとりしてびっくりしました。
箱根の泉質は好きです。
1kmくらい歩いたところにコンビニがあるので歩いて行ってみようと思ったんですが、思いの外交通量が多い+きつめの坂道+側溝蓋にぽんたがはまりそうだったので断念。
おとなしく移動時はバスを使うことにしました。
レストランには同伴OK。
洗濯かごみたいなのに入るぽんた。
1日目のぽんたごはんは牛。
おいしかったです。
翌日もお天気に恵まれました。
そして2日目のぽんたのごはん。今度は鳥。
けっこう暑かったこともあり、ぽんたはお疲れのようです…。
ベッドに乗っちゃってます。すみません。
この後スタッフ(私)がめっちゃコロコロしました。
翌日は「ラ・テラッツァ 芦ノ湖」でピザを食べ、また芦ノ湖周辺をお散歩して帰宅。
ぽんたは疲れたらしく爆睡してました。かわいい。
お疲れ様でした。
出張の合間に松島観光〜松島センチュリーホテル〜
2021年はコロナ禍真っ最中ではありましたが、出張が増えた年でもありました。
実行するのは難しかったですが、あわよくば出張の合間にぽんたを連れて観光しに行ってやろうと常にたくらんでおりました。
そのたくらみが成功した数少ない例がこちら。
松島センチュリーホテルへのお泊まりでした。
犬宿選びの条件は以下のうち4〜5つ満たしていることですが、
①ペット同伴専門
②部屋食またはレストラン同伴OK
③温泉あり
④宿にお犬様グッズあり
⑤一時預かりあり
⑥一緒の布団で寝てもよい
⑦貸切風呂ありか部屋風呂が温泉
松島センチュリーホテルさんが満たしているのは②③のみです。
①ペット同伴客室7室(ホテル1階の一角に固まっている)
②不可。食事のときはお留守番
③温泉大浴場あり
④あり→備え付けサークル・ペット食事用お皿2個・トイレトレー(ペットシート付)・ウェットティッシュ・消臭スプレー・粘着クリーナー・汚物入れ・足拭きタオル
⑤なし
⑥不可
⑦なし
ただし、「ワンだぁルーム」というペット用の防音室が部屋にあり、それを使えばお留守番でも大丈夫かなと思って行ってみることにしました。
あとは、「松島や ああ松島や 松島や」の景色を見たかったので。
仕事後にぽんたをペットホテルに迎えに行ってそこからホテルに向かうという予定だったので、1泊目は夕食なしにして向かいました。
仙石線の松島海岸駅、東北本線の松島駅どちらからでも行けるのですが、今回は仙石線を選択。
確か到着は21時頃だった記憶がありますが、運悪く土砂降りで、ホテルからお迎えに行きますよと電話をいただいて松島海岸駅まで来ていただきました。
最初は歩いて行けるだろうと思っていましたが、外に出たらえらい雨だったのでありがたかったです。
ホテルの方、その節はありがとうございました。
雨でテンパっていたのと慣れていないのが重なってホテルの写真がほぼなく、
ホテルで撮ったのが翌日夜のこれだけってどうなんでしょうね。
「ワンだぁルーム」にぽんたはおとなしく入ってくれました。
ここに入ってくれていればお留守番中に破壊活動に勤しんだり、吠えまくって近隣のお部屋の方に迷惑をかけたりする心配はなさそうだったので、安心してごはんをモリモリ食べ、温泉に入れたので良かったです。
翌日は晴れたので松島観光しました。
この橋の真ん中あたりで地震が来て、
「え、これどっちに行けばいいの?私とぽんた死ぬ?」
と焦りまくったのですが、受付のところにいた方からは
「さっき地震あったね〜」
と笑顔で言われました。
そんなハプニングもありつつあちこちうろうろ。
ぽんたはいつもかわいい。
2日目の夕食は好きなものおかわり自由で、ビュッフェ形式ではなく注文するとできたてを席まで持ってきてくれるという素敵サービスでした。
家で揚げ物はしないので、ここぞとばかりに天ぷら食べまくってちょっと気持ち悪くなりました…。
月曜日にはまたぽんたをペットホテルに預けて仕事に向かうのでした。
ぽんたを担いで1368段〜苦闘のこんぴら参り〜
やってきました琴平駅。
道々喫茶店の名前にウケてみたり。
確かに駅前にあったけれども。
そして金刀比羅宮到着。
ぽんたはシニア(当時12歳)なので、階段はなるべく歩かせずに担いでいこうと決めていました。
まだ9時前でしたがそこそこ参拝客はいて、猫さんを肩に乗せた小学生とかもいましたね。
このへんまでは余裕だったのですが。
奥社までの階段を登り始め、木々が鬱蒼としてくるとともに息切れがしてまいりました。
奥社まで200メートルのところでぽんたを担いだままではどうにも足が上がらなくなり、最後の数十段はぽんたに時々歩いてもらいました。
1368段ってたいへんですね…。
どうにかこうにか奥社に到着。
お参りして、お守り買いました。
帰り道の階段見て気が遠くなったのは今となっては笑い話です。
ぽんたも記念撮影。かわいい。
階段を降りきったら真冬なのに汗だくでした。
風邪?引きませんでしたけど?
なかなか苦しみながらも達成感はあったこんぴら参りでしたが、ぽんた連れでまたやりたいかと問われると、本宮までなら…という感じですね。
5月にサンライズ出雲で今度こそ出雲大社参りをするのですが、今回取れたのははシングル1階の部屋でした。
いつかシングルデラックスに乗ってみたいと思っているので、取れたのがサンライズ瀬戸だったらこんぴら参りに再チャレンジするかもしれません。
思いつきと勢いのこんぴら参り~なぜかサンライズ出雲にて~
修善寺絆+で無事にお泊まりデビューを果たし、次の宿はどこにしようかなと探していたのですが、なぜか「サンライズに乗ってこんぴら参りしてこよう!」と思いついてしまいました。
以前から寝台特急への憧れはあり、北斗星やカシオペアに乗れずじまいだった無念さがこんな形で現れるとは。
今ならコロナで空きがあるんじゃない?と思い立ってみどりの窓口で聞いたら、なんとサンライズ瀬戸は満席だけど、出雲なら空いているというではありませんか。
すぐに岡山までの切符を出してもらいました。
そこで出雲大社参りに切り替えず、こんぴら参りにこだわった理由は自分でもわかりません。
岡山までサンライズ出雲に乗り、岡山から南風1号で琴平まで行き、ぽんたを担いで1368段の階段を登って奥社までたどり着いたという事実だけがあります…。
真冬なのに汗だくになり、その後3日くらい膝が笑ってました。
そんなこんなで車内の様子。
なんだかんだ揺れるので熟睡できたかというと…ですが、テンション上がってるのであまり気になりませんでした。
夜22時頃の発車だからぽんたも寝ていて(トイレは乗る前にさせて、念のためおむつもしときましたよ)吠えるなどもなかったです。
苦闘のこんぴら参りはまた次回。
はじめての1人+ぽんた旅~修善寺絆+~
思い立ったのは2020年秋でした。
最初の行き先として選んだのは修善寺絆+。
最近は慣れてきたのでちょっと緩和しつつありますが、基本的には条件として
①ペット同伴専門
②部屋食またはレストラン同伴OK
③温泉あり
④宿にお犬様グッズあり
⑤一時預かりあり
⑥一緒の布団で寝てもよい
⑦貸切風呂ありか部屋風呂が温泉
このうち4〜5つは満たしているところを選んでいます。
修善寺絆+さんは、上記のうち①②③④⑥をクリア。
①愛犬と楽しむ温泉旅館ってホームページに書いてある
②お部屋ごとに仲居さんがつき、食事も一品一品運んできてくれる
③もちろん修善寺温泉だから…
④エチケットタオル・トイレシーツ・消臭剤・エチケット袋・粘着コロコロ・ランチョンマット・お皿・スプーン・ティッシュ・お散歩バッグあり。電子レンジやお犬様用の足湯もあり
⑤なし。大浴場に行くときはお留守番
⑥一緒の布団で寝てOK
⑦一般の部屋のお風呂は温泉ではないものの、伊豆石を使っているらしいけっこう立派なお風呂で、お犬様も一緒に入れる。特別室(1人だと泊まれない)には温泉露天風呂があるらしい
ホームページを見た感じお泊まりデビュー歓迎みたいだし、ごはんがとてもとても美味しそうだったので、勇気を出して予約しました。
大浴場に行くときお留守番になるのが心配でしたが、部屋風呂で体と頭は洗い、温泉につかるだけの状態にして時短を図りました。
温泉はもちろん、部屋風呂も広くてよかったですよ。
ごはんも期待通り美味しかったです。朝ごはんはおかずが多くて食べきれなかった…。
仲居さんもてきぱき動いていて、ぽんたとも遊んでくれました。
荷物とぽんたを見ておくのに精一杯なのと技術的な問題とであまり写真をとっていないのですが、
きれいだったし、ぽんたもごきげんだったので良かったです。
年に1回は行きたいと思っている宿です。
今年はいつ行こうかな。
ぽんたを担ぐための道具
1人+ぽんた+公共交通機関で旅行する場合、荷物をどうするかがそこそこ難題になります。
ぽんた:カート、キャリー、リュック
荷物:ショルダーバッグ、リュック、スーツケース
上の選択肢の中から、行き先や泊数によって組み合わせを変えています。
カート+スーツケースで移動できたら楽なんですが、手かしっぽが生えないと無理なのでそれ以外です。
背中が1つしかないのでリュック+リュックも無理ですね。
①カート+ショルダーバッグ
近場か1泊(真夏なら2泊もいける)ならこの組み合わせです。
カートのハンドル部分にショルダーバッグをひっかけておけばいいので、階段とか乗り物の乗降時以外重さを感じなくて楽です。
カートはコムペットのミリミリ EG long
エアバギーなどももちろん検討しましたが、基本ソロで移動する身としては極力荷物を軽くしたい。
エアバギーって、単体で10kg以上あるんですよね…。
コムペットのカートは軽量なものが多く、こちらも6kgもありません。
ぽんたが中に入っている状態でも、頑張れば担いで階段とか登れます。
段差に弱いので多少ガタガタしますが、愛用しています。
ショルダーバッグは、エルベシャプリエの舟形ショルダーを使っています。
②カート+リュック(+ショルダーバッグ)
2~3泊のんびりしようと思うときは、カリマーのtribute40に着替えとおやつとぽんたグッズを詰めて出かけます。
東京駅から新幹線に乗るときはカートを分解してくださいって言われるので、ホーム下から電車に乗るまでの短時間ですが、荷物まみれでちょっと面白い見た目の人になります。
移動が電車だけならカートで大丈夫ですが、バスを多く使う、行き先に坂道や階段が多いとわかっているときはキャリーかリュックにします。
バスはノンステップじゃないことも多く、乗り降りに時間がかかったり、カートを分解してもあちこちつかえたりするんですよね。
さらに、観光地って何気に歩道の舗装が甘くてガタガタしてる場所や坂道、階段が多い。
ベビーカーは大丈夫なんだろうか…?
③キャリー+スーツケース
出張がめちゃめちゃ多かった時期、2泊以下、3~5泊、1週間以上用のスーツケースを各種そろえたので、スーツケースは泊数に応じて使い分けます。
…が、この組み合わせは基本的に3泊以下のときですね。理由は後述。
基本的にスーツケースのときは上にぽんたのキャリーを乗っけて移動しています。
キャリーは10年以上使い続けているアイリスオーヤマの折りたたみソフトキャリーです。
④リュック+スーツケース
行き先に坂道や階段が多い、または荷物が多いときはこの組み合わせです。
1週間分の荷物が入ったスーツケースとぽんたを合計すると20kgを超え、拷問か負荷かけすぎの筋トレかという状態になるため、ぽんたは背負います。
出張が多かった+長かった時期はぽんたを連れていって現地のペットホテルに預けていたので、どでかいスーツケースを持って犬が入ったリュックを背負ったスーツ姿の怪しい人として徘徊していました。
人出の戻った今だとヒソヒソされそうなので、コロナで人が出歩かない時期でよかったかもしれません。
リュックは、マンダリンブラザーズのブリクストンキャリーバックパック ワイド Lサイズです。
かなりゆとりがあるのでぽんたは快適そうですが、背負ってる人間には相当の〇ber 〇ats感が漂います。
あと、横幅が広いので油断するとバスの通路とかでひっかかります。
お犬様用のカート等は大きめのものを使っていますが、これはぽんたが快適に過ごすためと、ゆくゆくは後輩犬を迎えようと思っているからです。
ちまちま保護犬のサイトなどを見ていますが、もう少し仕事が落ち着くまではと踏ん切りがついていません。
2頭になっても私は担げるだろうか…?という不安もあります。
もうちょっとぽんたと2人の生活を楽しみつつ、でもぽんたが元気なうちに考えたいと思っています。