老犬ぽんたといっしょ

2008年度うまれのハイシニア犬ぽんたをモフモフしたり、旅行したり。

ぽんたの通院記録(2023年4月)

旅をするには健康でなくてはならぬ+ぽんたに何かあったら自分が精神的かつ社会的に死ぬ自信があるので、3~4か月に1回は病院に連れていっています。

ぽんたは基本的にすこぶる元気ですが、12歳を過ぎてからは不整脈が見つかり、さらに血液検査の数値にちょこっと異常が出はじめました。

14歳になった去年は一時期いくつかの数値が悪化してリンパが腫れたので、あわててCTとって詳しく調べてもらったところ、腎臓、肝臓、脾臓にけっこうでっかい腫瘍がいくつもあることがわかりました。

とはいえ腫瘍は良性で、悪いものだったらこんなに元気なはずはないと言われまして、リンパが腫れたのは歯周病のせいだったようです。

毎日がんばって歯磨きしてるつもりなんですが、どうしても磨き残しがあるんですよね…。

ちゃんとスケーリングしてもらった(ついでに歯根が弱ってる歯4本抜かれた)ので、ぽんたは息さわやか☆になりましたよ。

不整脈は、心電図、レントゲン、エコー、CTの結果では特段の所見なしでした。

 

血液検査で異常が出ているのは腎臓、肝臓(尿素窒素、クレアチニン、ALT/GPT)なのですが、お口がきれいになって多少改善した数値が年末の検査時また悪くなっていたので、フードを変えてみることにしました。

それまではニュートロナチュラルチョイスの避妊・去勢犬エイジングケアとロイヤルカナンのミニ エイジング 12+を食べさせてました。

色々調べて、華ちゃん犬猫すこやか本舗の「うまか」、和漢みらいのドッグフードの「特別療法食(腎臓用)」に変えることにしました。

お高いフードではありますが、ぽんたのためならいくらでも貢げます。

ぽんたは好き嫌いがなく、うちの子になってこのかたごはんを一度たりとも残したことがなく、薬の錠剤さえ手に乗せて見せると平気で食べてしまう剛の者なので、フード変更のハードルはとても低かったです。

ちなみに、なるべく水分を多く取れるよう、ドライフードをふやかしてあげてくださいとお医者さんからアドバイスいただいたので、ここ1年ほどそうしてます。

 

今回は狂犬病ワクチン接種とあわせて健康診断をしてもらいました。

血液検査(フィラリア検査含む)、レントゲン、超音波、尿検査のセットです。

フードを変えて約4か月、結果はいかに…!

 

尿素窒素  前回46.10→今回41.80(改善)

クレアチニン  前回1.53→今回1.67(悪化)

ALT/GPT  前回163→今回97(改善)

いずれも基準値よりは高いのですが、クレアチニン以外はよくなってます。

特にALT/GPTは、リンパが腫れてたときの半分以下になっていて嬉しかったです。

クレアチニンが上がってきているんですが、そんなもの私と揃えなくていいのだよ…。

尿蛋白がまったく出ていないので治療の必要はなく、年相応の臓器の衰えでしょうねとのことでした。

フードを変えた影響があるのかないのかはまだわかりませんが、全体的にはちょっと改善しているので続けてみます。

そして、腎臓にいいことをもっと調べてみよう。

 

体重は6.34kgでちょっと増えてたんですが、今回うっかり普通にごはん食べさせてから病院に行ってしまい、お医者さんにも「おなかパンパンですよ」と笑われたので、おそらくほとんど変わっていないはずだと思います。

 

フィラリアは陰性、狂犬病ワクチンも無事打てました。

混合ワクチンは年明け打ったばかりですが、シニアである+以前アレルギーが出たことがあるため、毎年ワクチンチェックをやって、効果が切れてしまっていたときだけ打っています。

もちろん事前にアレルギー反応をおさえる注射も打ってもらうんですが、はらはらするのでなるべく打たずにすむよう効果が長持ちしてほしい…。

でも、次はもう無理に打たず、旅行はお休みしておうちでのんびりするという選択をするかもしれません。

一緒に色々なところに行きたいのも事実ですが、一緒にいられればそれでいいので。

だからぽんたよ、あと30年生きておくれ。